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本社 〒399-8101 長野県安曇野市三郷明盛3111-1
昔から日本人に深く愛されてきた入浴文化。
しかし時代の流れとともに法令整備が進み衛星管理が必須とされるなか、温泉施設においては温泉への理解度を高め、来たるリスクに対し対策を考慮されることが非常に重要となってきています。
その理由の1つとしては平成15年に感染症法で四類感染症に指定されたレジオネラ属菌の存在です。この細菌の潜伏場所は多岐にわたり、湯の華とも呼ばれ親しまれたスケールも例外ではありません。
温泉施設の衛生管理について、行政指導では主にバイオフィルムの除去を定期的に行うことで十分とされています。しかしこれは水道をもちいた施設を元に施行されており、温泉成分によるスケールが菌の潜伏箇所となることは視野に入れられておらず、根本的な殺菌効果が得られないまま放置されているのが実情です。
スケール対策には予防が効果的
スケールがつきやすい温泉の特徴として以下の例があります。
また、スケールの発生箇所は温泉水が触れるすべての箇所にあたり、発生後に対応したのでは後手にまわらざるおえず、予期しないメンテナンスによる休館、設備機器の故障による機械自体の取り換えなど不透明なリスクを多く背負わざる負えない状態になってしまいがちです。
そのため、温泉水を利用する場合には泉質に適した防止剤を添加することが非常に重要になります。
ただし一口に温泉と言ってもその中身は千差万別であり、人の指紋のように全く同じものは存在しません。
そのため、既存の工業製品では十分な効果を望めませんでした。
当社では従来の製造工程を一新し、お客様より源泉水と成分表を頂戴し試験器にて研究員が確実な効果を実証後、製造を行うことによりオーダーメイド品の発注が可能となりました。
もちろん肌に触れるものだからこそ、あんしん安全な素材を厳選し温泉の恵みを損なうことなくスケール対策が可能です。
右の薬注機で添加を行うことが可能ですので添加場所を選ばず薬剤の投入ができ、施設全体のスケール対策を行えます。
既存のスケール対策にはスケール洗浄が有効な手段です。
発生箇所により洗浄方法は多岐にわたりますので施工例などをご覧いただき、詳しい現状をお伝えいただければ適切な洗浄方法をご提案いたします。